手の内を明かす

わたしがYouTubeを始める前、不安だったことが一つある。それは、わたしがどんなクラスをやっているか、これで丸見えになってしまうなぁということ。

当時のわたしは自分のヨガがどんなものなのか、同業者から見るとどういうレベルなのか、まったく分からなかったし、自信がなかった。

インストラクターを始めた当初は、自分のレベルを思い知るのが怖くて、人のクラスを受けられなくなったこともある。他の人のクラスを見たら、きっと自分と比べてしまう。自分がどれだけ足りないか、自覚してしまう。

そんな恐怖が拭えなかった。

それはすべて「自信のなさ」が理由なのだけど、そうした感覚は、クラスに来てくれる生徒さんが払拭してくれた。

来てくれる人が少なくても、「集客に左右されず、自分ができるクラスを最大限やろう」と決めて、「淡々と」、でも一生懸命、やり続けた結果、「わたしのヨガを求めてくれる人もいるんだ」と知ることができた。「わたしのヨガ」というか、もちろんそれはヨガ自体の力なのだけど?、でも、わたしの解釈とか、わたしのエッセンスが入ったそれを好きになってくれる人もいるんだと知ることは大きな励みになった。

最近はYouTubeでもフルクラスを行うようになって、ますますわたしの「手の内」は丸見えだと思う。

二年もやっていると、自分でも「こればっかやってるな」と思うパターンも出てくるし(ぶっちゃけ)、でも、だからこそ自分のお尻を叩いて、創意工夫が生まれてくる。

それに、たとえシークエンスが丸見えだったとしても、そこから生まれるインストラクション、ガイドを丸ごと誰かが真似することはできない。わたしの言葉はわたしからしか生まれないし、そのとき感じているフィーリングだってそう。

そう思うと、どんなクラスであれ、わたしがやる時点で、わたしにしかできないものになる。

その自信がついたのは、この二年間の成長の証。

たくさんの方がわたしのヨガを楽しんでくれてとてもうれしい✨

これからもどんどんチャレンジしていこう。

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