去年初めて富士登山に挑戦して、「これから毎年やろう」と決めたのですが、無事に今年も行ってきました。今年はガイドさん付きのツアーに参加して、須走ルートに挑むことに。5合目まで、新宿からバスで向かいます。
登山前の腹ごしらえはぜんざい。甘いし、餅だし(笑)エネルギーチャージにぴったり。私と同じく一人で参加してた女性と仲良くなったので、一緒にぜんざいタイム😌😌
一時間ほど山小屋でゆっくりして体をならし(5合目の時点で結構標高が高いので)いよいよ出発です。今回、ガイドさんと一緒に登るのはこの4人。2日間、この4人(+ガイド)で行動を共にします(見ての通り、左3人は最終的にめっちゃ仲良くなった🤣)。
ガイドさんは、ひと夏で30回ほど富士山に登るらしい。すごすぎる・・・。さすがの私も年に一回で十分です・・・。
途中からガスが濃くなり、雨が降り出す。風も強くなってきて、一気に体が冷える。
去年は2日間快晴だったので、未知の経験。みんな全身レインウエアを着て、さらなる天候の悪化に備えるが「雨具を来た途端に止むんですよね」とガイドさん。
本当にすぐ止んで、虹が出た😯
かすかに虹が写ってるの、見えるかな?「これは珍しい」って、ガイドさんも写真撮ってたよ。
どこまでも壮大な景色。8合目の山小屋(今夜の宿泊地)を目指して、ゆっくりゆっくり進む。高山病を防ぐためには、この「ゆっくり」が大事なんだって。
ちなみに今回のために買ったモンベルのサングラス、良かった!街中でも使える感じ。
写真だと余裕そうな表情だけど、ゆっくりのペースでもやっぱり登り続けるのはつらい作業。ガイドさんの「とにかくしっかり息を吐いて」の声を聞きながら、ゆっくり長く口から吐き続ける。考え事をしていると脳が余計にエネルギーを使ってしまうので、頭を空っぽにして、一歩一歩に集中。
昼の12時頃出発して、17:30頃山小屋に到着。すぐに登山靴を脱ぎ、寒さに震える体を休める。
夕食はハンバーグカレー。去年泊まった山小屋もカレーだったけど、今回はハンバーグ付きなのでちょっと豪華。あまり食欲も出ないので私はこの量でお腹いっぱいだけど、足りなければ普通に他の料理も注文できます。
夕食後は、誰からともなくお菓子を持ち寄りお菓子パーティーが始まる。みんなの名前を聞き合ったり(今さら)、どんな仕事してるの?とか、今までどんなとこ行った?とかおしゃべり。しかし30分もすると眠くなってきて、20時前に寝床へ。山小屋なのでもちろん雑魚寝。手足が伸ばせるスペースがあるだけありがたい🥺私は山小屋で熟睡できた経験はなく、ときどきうつらうつらするくらいで、睡眠というよりも「仰向けで体を休める時間」くらいにとらえています。何から何まで非日常、それが富士登山。
そして1:30AMに起床し、2:00に登山再開!頂上を目指します。
ヘッドライトで暗い山道を照らしながら、みんなで列をなして歩く。とてもきれいで、あの空間でしか体験できないいろいろな想いがこみ上げる。
「ここから先は休憩する場所もないので、列が止まってる時に水を飲んだり、呼吸を整えて」とガイドさん。山頂に向かってゆっくり、でも確実に進んでいく。前日からの疲れもあるし、酸素も薄いし、つらくてつらくて、半泣きで登り続ける(毎回限界突破。それが富士登山🤣🤣)。
そして、着いたーーーーーーーーー!!!!!
山頂で朝日を待つ。
How beautiful…..
🥺🥺🥺
私以外のみんなはお鉢巡りへ行き、体力が限界の私は山頂の山小屋で休憩することに。しかし寒い!!!座っていると冷えてくるので、山頂の神社に行ってみる。
2時間ほどして戻ってきたみんなと合流し、下山を開始。下りは行きとは違い、「疲れが出てくる前にとにかく早く降りるのがポイント」とガイドさん。さくさく降りてくけど、素人はやっぱりなかなかスピードが出ません。。
でも、登りよりは全然ラクーーーーー。
須走ルートならではの「砂走」も。この砂の斜面を駆け降りるの。
私は怖くて走り続けるの無理だったけど、男の子たちは楽しそうに走っていった。ちょっと待ってくれ。
とまぁそんな感じで、最終的には登りと同じ登山道に合流し、無事に下界に戻ってきました!!!
帰りは河口湖のそばの温泉に立ち寄り、疲れを癒します。登山後の温泉、最高・・・!汗や砂にまみれた髪や体を清める。どのみちまた、新宿から家に帰るまでに汗かくけど🫠
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こうして無事に終わった今年の富士登山。わざわざ不便な想いをしたり、限界を超える必要はないけれど、それ以上に得るものが多いなぁと今年も実感しました。
楽しい友達もできたし、普段使わない感覚をたくさん使って、五感をリセットできた充実の2日間。
サポートしてくれたすべての人に、存在に、ありがとうございました🙏