今、初めての、監修のお仕事に挑戦しています。
ヨガのムックなのですが、年末にお話をいただいてからすごい速さで作っていて、あぁ、こうやって長年の夢が形になるのは、とてもうれしい。
「いつ頃、発売されますか?」と生徒さんからちょこちょこ質問されるのだけど、おそらく3月には……という感じで、また決定したらいろいろお知らせさせてください。
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しかし、ずーっと裏方として出版業界にいたから、監修者や著者という立場になるのは難しいかなぁと、半ば思っていた。
でも、「機が熟す」の通り、必要な熱量とかパワーが許容量を超えたとき、ポーンとミラクルって起こるんだな、と、ようやくわかった。こういうサプライズがあるから、人生って読めない、本当に。
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そんなこともあって、年明けからずーっと走り続けている感じ。とはいえ、こうやってHPを作ったり、インド料理教室に行ったり、ちょこちょこ楽しいことは散りばめられていて、「なんでこうなった?」って人生の不思議を思って吹き出さずにいられないことも多々あって(最近だと、なぜかプルーストの『失われた時を求めて』10巻を読むことになったり。1巻どころか、いきなり10巻)、毎日、笑っている。それと同じくらい、なんだかいろいろな感情の涙も流していて、なんとも色鮮やかな2019年。
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けれど、こうした雑多な日常を生きる中で思うのは、笑ったり、泣いたり、不安になったり、喜んだり、いろんな方向に揺れるからこそ、真ん中が大事だということ。
揺れないならば、きっとヨガは必要なくて。
昔々の時代から、みんな揺れて、感情に翻弄されて、「もういや!楽になりたい!」って時に叫んで、だからこそこうしてヨガという一つの偉大なシステムが続いてきたのだと思う。
呼吸と、静けさと、身体感覚と。
大切なプレゼンス。