ここ数日はなんだか気持ちが下がり気味で、鬱々とした気分で過ごしていたのですが、そんな中であることに気がつきました。
「あぁ、またわたしは自分で自分を傷つけている」
ということに。
自傷行為というと、リストカットのように肉体的に、現実の行動として現れるものはわかりやすいですが、頭の中で自傷行為と同じように自分を傷つけ、苦しめているんだということに気づいたのです。そして、そうしている人はきっと多いんじゃないかな、と。
「これがエックハルト・トールが言うペインボディなのだ」と思い出して、要はあれだな、自分を落として、苦しめて、「やっぱりわたしはダメだ」「わたしのことなんて誰も必要としていないんだ」というネガティブなエナジーをエゴが必要としているんだろうな、と思ったのです。
ペインボディとはなにか?
からだに積もった痛みは、ネガティブなエネルギーのかたちで、心とからだにくっついています。これが、感情の痛み、わたしが「ペインボディ」と呼ぶものです。(中略)ペインボディが、フルに目覚めた状態で人生を歩んでいる人もいれば、親密な人間関係や、過去の悲しい経験(見捨てられる、失う、肉体的・感情的に傷つくなど)と重なる状況でのみ、ペインボディが目覚める人もいます。
-『超シンプルなさとり方 人生が楽になる』(徳間書店)より引用
この本ね、とてもわかりやすく感情やエネルギーについて書いてあるのでおすすめなのですが、これを読んだとき、わたしが苦しむときってペインボディが目覚めているときなんだと気づいたのです。
そしてね、人って傷つくとか苦しむとか、そういうことを嫌がるくせに、実は自分で自分を傷つけて、自分で苦しんでるだけなんだよなということがわかったのです。
たとえば、旦那さんや彼氏の携帯をチェックするというのも、そういう行為の一つ。なにかあるにしろ、ないにしろ、自分から傷つきに行っている(なぁとわたしは思う)。
誰かの一言から頭の中で想像を膨らませて、「きっとこう思ってるんだ」「わたしのこと好きじゃないんだろうな」と一人舞台を繰り広げるのもそう。
ほんのわずかでも、みじめな気持ちがわき上がってきたら、注意しましょう。それがペインボディの目覚めのサインかもしれないからです。「いらだち」「怒り」「落ち込み」「鬱状態」「誰かを傷つけたいという欲求」「人間関係で『ドラマ』をつくらずにはいられないこと」などが、そのパターンです。
-『超シンプルなさとり方 人生が楽になる』(徳間書店)より引用
ペインボディがその栄養を欲しているのを感じながら、この数日はなるべく静かに、やるべきことを淡々と、という姿勢で過ごしていました。暗いですかね(笑)。
でもね、ペインボディは本当の自分ではないから、それがわかるだけでもわたし的にはかなり大きかった。
本の中で語られている、ペインボディと同一化しないための方法は「いまに在ること」。無意識の思考や行為に意識の光を当てること=無意識ではなく、気づいていること。
言葉にすると難しいし、堂々めぐりのようになってしまうんですけど、本自体はとてもわかりやすい言葉で書かれているので、気になる人は読んでみてね。おすすめ。
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さて、そんなふうに時間があると考えてしまう時期だからこそ、週末はティーチャートレーニングがあってよかった(笑)。
がっつり陰ヨガのお勉強をしています。プラクティス自体が、何よりわたしを癒してくれているなぁと思う。いつも終わったあとは体が広がって、呼吸が深まっているのを実感しています。
早くみなさんにシェアできますように✨